A.自転車のタイヤチューブからは微量ながらも時間経過と共に空気が漏れる構造になっています。このタイヤ空気圧が少ない状態で使用するとパンクの原因にもなりタイヤの寿命を縮めたり走行感も重くなります。エアハブはハブ内部に設けたポンプ機能により自転車走行中に(車輪回転中)においてハブよりタイヤに空気を送り込むことができる機能を備えたハブのことを言います。この機能により適正な空気圧を保つことができます。
A.車輪が回転しているときには常にエアを送り込み、タイヤ標準空気圧である3.0気圧になるまでチューブにエアが充填され続けます。その後、チューブ内圧が約3.0気圧以上になるとハブから送られるエアはリリーフ弁より放出されます。
エアハブのハブ1回転あたりで供給できるエア量は0.5ccです。通常市販されているフットポンプとはエア供給量が違います。エアハブは走行することで微量ながらも常にエアをチューブに送り込み適正空気圧を保つことを目的とした商品です。長期間乗車しなかった場合はエアハブ装着車でも従来の自転車と同様に乗車前にはタイヤ空気圧を点検し空気圧が不足している場合にはフットポンプなどでエアを充填してください。
A.通常の走行では約5万Km以上の耐久性があります。仮にポンプの寿命がきましたら自分で交換していただくことができます。
A.走行中や駐輪状態にて雨水に対してはハブ内部に水は入りにくくなっていますがハブ全体が長時間水没されるとハブ内部に水が入ります。水質の状況によってはポンプその他に悪影響がありますのでご相談ください。
A.前後ハブともどちらに回転させてもエアは供給されます。
使用適用温度は外気温度ー15度〜60度です。
A.アダプタを取り外していただきましたら一般的な自転車と同じように簡単にパンク修理ができます。
修理後空気入れでエアを補充していただきアダプタをもとのように戻していただきますと以前のようにお使いいただけます。
A.車輪を漕ぐとエアハブの中のポンプが上下に作動し音が鳴ることがあります。それは圧縮音であり故障ではありません。
A.空気圧が低下する原因はいくつかありますので下記の事項を確認してください。
(第一の要因) パンクなどの小さい穴が開いている場合
エアハブは自転車のペダルを漕ぐ限りエアを送り続けますので小さい穴程度ではパンクだと感じられない時があります。
(第二の要因) 虫ゴムの亀裂が生じている場合
虫ゴムは素材により寿命が様々です。亀裂が見られた場合は新しいものと交換してください。
その際、スーパーバルブはご使用にならないでください。エアの供給を妨げます。
当社にエアハブに最適な虫ゴム(プランジャ)を用意しておりますのでご希望の方はご連絡ください。
(第三の要因) アダプタ内部のゴムの劣化やポンプの故障の場合
@車輪を10回転ほど空転させる。
Aニップルナット(長)を緩める。
Bホースを抜いた瞬間”プシュッ”という空気の出る音を確認する。音が出れば正常です。
圧縮音が聞こえなければアダプタやポンプの交換をしてください。当社でも購入できます。
A.ホースを止めているニップルナットを緩めてホースを抜きアダプタにニップルナットをつけていただきますと空気入れでエアを送ることができます。ここをクリックしてください。(空気入れの説明書にリンクします)
A.タイヤは専用ではありません。
チューブは自転車メーカにより米式・英式がありエアハブは汎用の英式チューブ(虫ゴム式)に対応しています。汎用の米式チューブでご使用の場合は米英式アダプター(米式英式に変換)を使用することでエアハブを装着できます。米英式アダプターは当社に用意しています。
※エアハブ販売初期の特殊米式チューブをご使用の方へ
汎用英式チューブに交換し同時に英式アダプターとホースを交換することで続けてエアハブをご使用いただけます。
※英式アダプタの取付説明書にリンクします
A.方向によって性能に変わりはありません。車輪の回転方向と反対側にリリーフ弁先端の六角ナットが向くように右回しで合わせてください。